島語良品は2020年に創立され、台湾の豊かさと親切さを物語で語り伝えるよう、私たちは400の日々を歩んで、産地に入り込んで現地の職人たちに出会い、台湾産食材の発信者として取り組んでいます。
2021年に初商品の「サンライズ タイワンニーズ パンケーキ フラワー」が誕生。「サンライズ タイワンニーズ パンケーキ フラワー」は環境にやさしい栽培法で栽培された台湾産小麦を使用します。鳥狩しないほかに、除草剤、農薬、化学肥料など一切使わないの栽培法で、小麦の収穫量は低いとはいえ、小鳥が自由に空を羽ばたいて、カブトムシが畑の中に遊んでる景色が見え、人と環境の共生共栄の実践である。
私たちはこのような産業モデルで、地域産業の活性化に新たな扉を開かれ、台湾のためにより多く貢献できるよう、「台湾産食材×台湾製作」の想いをブランドのコアにしました。消費者の力で環境を変え、「産業・地域・人」の一体化の理想を実現すると同時に、台湾の豊かさと美しさを人々の心に伝えるように願っています。
コロナ禍による止むを得ないことが生じ、人々が普段の生活を更に大切に過そうと思うようになるほか、見落とした問題も浮かび上がってきた。過去騒がしかった一年の中で生活物資の不足による「トイレットペーパーの乱」とのことが十分に社会に騒動を起こしたのである。また、「エバーギブン座礁事件」で原材料貿易緊張をもたらしたことによって、私達は日々の生活の中で自給自足力が失い、輸入頼りすぎるのではないかとつくづく思うようになったのである。
特に大量輸入に頼っている自給率が1%弱の小麦には万一流通停止による不足になった場合はラーメン屋、パン屋から麺類食品工場、小麦粉工場まで間違いなく巨大な衝撃を受けるのだろう、ロマンチックかもしれない、取り越し苦労かもしれないがこんなことに直面する可能性があるからこそ転ばぬ先の杖という考えで私達は台湾の小麦を守るために第一歩踏み出そうと思っている。
「もし、台湾の食材を使って台湾らしいグルメを表現できたら、もっと理解と大切にしてもらえるのでは?」こんな思いを抱いて私達は「ダンピンフラワー」を選んで台湾小麦の美しさを伝えたい。
台湾食文化の中では朝食は最も代表的なものの一つである。その中でダンピンは一番人気の食べ物であるため、タピオカ粉入りの台湾風とろけるダンピンはプリプリとした厚い皮に新鮮なみじん切りのネギを撒いたり、卵を入れたり、ちょっと贅沢にする場合にハムやコーンなどのトッピングを加えたりすると嬉しさ満載の朝食が出来上がる。
忙しい社会の中で手間のかかる作りたてのとろけるダンピンが消えつつ、半製品のダンピン生地が代替品として販売され、皮の厚み、素朴感と親切さも足りない感じがする。ですから、私達は台湾初登場のDIYダンピンフラワーを開発した。手間のかからないダンピン作りの手順を簡易にし、1パックの「サンライズ タイワンニーズ パンケーキ フラワー」で自宅で懐かしい味の台湾風朝食が作れるようになる。台湾小麦の黄金味で皆様の明るい元気な朝を迎える。
直近一期(2019年)農糧署の統計資料により、台湾小麦の産量は凡そ4,831トンであるが四分の三は金門酒工場の契約量となり全て酒作りに使用され、国内食糧にすることがない。つまり、日常様々な美味しい麺類などの食べ物で使用された、年平均100万から120万トンの小麦使用量には、殆ど輸入品であること。
だが台湾小麦の生産量が経済規模に満たさない理由とは品種、特性がベーキングに適しないのみならず価格も輸入品の倍であることもあり、市場では受け入れられない。ですから、台湾小麦を栽培しても売れ行きが悪いため、生産に投入する農民も少なくなると考えられる。
目の前に険しい道ではあるが、幸いなことは私達仲間が島の各地で静かに台湾小麦の復興活動に頑張っている。そして、彰化の「喜願所」と契約を結んだ。「環境に優しい小麦栽培法」を取り入れ、鳥狩りしない、除草剤、農薬、化学肥料なども使用しない畑管理法を取り組んでいる。これは小麦の収穫量が少ないものの「人間と自然の共生循環圏」という理想を実践したのである。
毎年の春、小麦が稔って収穫の時期となる黄金色の波景色は外国には負けず、このような自然と文化が溢れる大地の恵みは「サンライズ タイワンニーズ パンケーキ フラワー」を通して産地から食卓へ届ける。契約農家が大地を守ると台湾人の心が伝わり、これは六次地方創生産業化である「産、地、人一体化」を構築した一番の夢といえる。
秋に播種、初春に収穫する台湾小麦は高温、低湿、高日照の栽培環境に特別に適合している。低耗水性の特色を持ち、実は非常に栽培容易な農作物である。昔から「怠け女がもてなし好き、怠け男は麦栽培好き」という諺があるので小麦栽培はいかに容易なことだろうと理解しやすい。太陽の潤いで豊潤な台湾小麦を育ち、添加物入りと長距離輸送が必要である輸入品より台湾の小麦は漂った香りと美しさ、素朴と親切さが与えてくれる。
食感と品質を兼ねるため、私達は台北市ベーカリー協会名誉理事長.ビバベーカリー&カフェ創立者張 国栄氏に研究依頼し、職人による極めた味及び自然健康のコンセプトで簡易で調理便利のダンピンフラワーを調和していただき、台湾の純朴な美味しさがより易く作れるようになった。
最初に登場したのは「五穀風味」と「野菜風味」の二種類である。
彰化の契約農家で生産した台湾小麦を使用するほか、五穀風味商品には彰化現地環境に優しく栽培した黒豆、赤ハトムギ、ダッタンソバ粉も加えている。野菜風味商品にはホウレンソウ、セロリ、キャベツ、山芋、インゲン、人参、パセリなどを入れ、栄養アップのみならず、ダンピンの生地にもより一層繊細な味を高めることによって簡単に美しい台湾風の食べ物を食卓に運ばれる。